日本M&Aセンター国際会議(後編)
先月に引き続き、「株式会社日本M&Aセンター国際会議」 に参加し、ドバイ・アブダビに行って学んできたことをご報告致します。
UAE諸国、特にドバイには海外旅行客が多いことは先月もご紹介させて頂きました。オイルマネーにより急速に発展し、びっくりするような高層ビルや奇抜な建物が立ち並んでいます。潤沢に蓄積されたオイルマネーによる投資も非常に盛んです。
特に近隣諸国に対する不動産等の投資が脚光を浴びているようです。日本は、少子高齢化問題を抱えており、将来の投資先としては魅力が無いと現地では認識されていました。将来性を検討したうえで、中東・東南アジアへの投資が盛んになっているとの事でした。
投資のプロが多い国で非常に勉強になる話を沢山聞くことが出来ました。
確かに、日本で定期預金をしていても金利は0.1%つけば良い方です。リスクはありますが、基本的には投資利回り8%位をターゲットに投資するというスタンスで投資判断が行われているとの事でした。
日本では、定期預金に預けておくと増えませんが、減ることはありません。安全と言えば安全です。しかし、消費税の増税、インフレをターゲットとした政策の中で、銀行に預けておくことだけが、果たして正しいのでしょうか?消費税が上がるだけで、銀行に預けておいたお金の実質的な価値は下がります。実は減っていると言って良いのではないでしょうか?
「投資しないリスク」、少子高齢化、消費税増税、インフレ等の外部環境を考えると、考えなければならない問題です。
海外における投資について、現在、私共も色々と研究しております。安心して海外で資産を運用できる環境を作るべく努力を行っており、少しずつではありますが、皆様にマスエージェントとして安心できる海外投資商品を提供できるようになってきております。海外投資にご興味がある方はお声掛け頂ければと思います。