RPAってなに?
近年耳にする機会の多い「RPA」。これは「Robotic Process Automation」の略で、直訳すると「ロボットによる業務の自動化」です。
従来は人の手で行っていた定型業務をロボットに代わりに処理してもらう仕組みのことです。
例えば、注文書や請求書のデータ入力、該当するファイルのPDF化、対象者へのメール送信など「一定のルールに従うもの」、「繰り返し行うもの」を自動で行ってくれます。
RPA導入のメリットは「業務の効率化」です。人間と違い24時間休みなく処理を続けられ、人間が作業した場合につきものの簡単なミスも発生しません。
定型業務であればスピーディーかつ正確に処理してくれます。その上、業務品質は標準化され、人件費と比較するとコストはかなり小さくなります。
この2~3年で急速に普及した背景には、少子高齢化による働き手の不足や、働き方改革に伴う生産性の向上が求められていることなどの要因があります。
RPAを導入することで、人間はより付加価値の高い業務に集中し、生産性の向上や、競争力を高めることに専念できます。
このようにRPAは大企業だけではなく、むしろ人手不足が深刻な中小企業こそ得られるメリットが多いのではないのでしょうか。
どの業界、企業でも生産性の向上は喫緊の課題です。
導入するかしないかに関わらず、まずは業務を洗い出し、改善点を見つけることから始めてみてはいかがでしょうか?