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経営虎の巻 第84回「会議を成功に導くコツ」

経営虎の巻 第84回「会議を成功に導くコツ」

会議の進行について、よく左記のようなお悩みをお聞きします。
「活発な議論になりにくい」
「若手や新人が沈黙してしまい、年長者や役職者だけで会議が進んでしまう」
「決めたいことが決まらない」
などみなさんそれぞれの会議のお悩みを抱えていることと思います。

では、会議をよりビジネスにとって良い影響をもたらすものにするためにはどうしたらいいのでしょうか。
その手法の1つとして「ファシリテーション」と言う技術があります。
ファシリテーションの目的は、会議などの集団活動を円滑に進め、成果が上げられるように、 「段取り」「進行」「支援」をすることです。
このファシリテーションを担う人を「ファシリテーター」と呼びます。

ファシリテーターには大きく6つの役割があります。
①出発点と到達点を明確にする、
②参加者の把握(保有情報や立場)をする、
③発言しやすい雰囲気を作る、
④本筋と合っているか確認していく、
⑤タイムキーピング、
⑥結論付けと合意形成をする、
という役割です。
ファシリテーターが上段の役割を果たすことにより、議論が活発になり、社員のやる気と知恵を引き出し、目的に対して短期間によりよい成果を上げられるという効果が得られます。
また、ファシリテーションは会議だけでなく他の合意形成が必要な場面でも役立つとされ、新しいリーダー像に必要な能力としても注目されています。

今は書籍や動画学習など、ファシリテーションの方法について学ぶ手段がたくさんあります。
実践レベルでファシリテーションスキルを習得したいという方は、外部の機関を上手に活用して学ぶという方法もあります。
前述のように、会議の進行に悩みをお持ちの方や、よりよい合意形成を行いたいとお考えの方はぜひこの機会に学んでみてはいかがでしょうか。

2021年08月01日

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