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経営虎の巻 第82回「マインドワンダリングと創造性」

経営虎の巻 第82回「マインドワンダリングと創造性」

出口の見えないコロナ禍、気持ちはどうしても後ろ向きになりがちになります。
そんな心の負担を軽くする簡単な方法の一つとして「マインドワンダリング」というものがあります。
「マインドワンダリング」とは「意識が目の前の課題から注意が逸れて心ここにあらずの状態になり、目の前の作業とは無関係なことを考え始めてしまう状態」を現わしています。
また、似た言葉にgoogleが取り入れていると話題になった「マインドフルネス」という状態もあります。
これは「余計なことをあれこれ考えずに”今ここ”にだけ集中している心のあり方」のことです。
マインドフルネスと比較しマインドワンダリングは、無駄な時間であるとか、自分の心をコントロールできていない状態として、否定的に捉えられてきました。

しかし、こうした否定的な評価を見直す動きが出てきています。
特に注目されているのが、マインドワンダリングと「創造性」の関係です。
マインドワンダリングによって心に余裕ができ、創造性、問題解決、将来計画などが心の中に生まれる余地ができるといいます。
目の前の課題からいったん離れ、思考をさまよわせる時間にふとした気づきを得た人も居るのではないでしょうか。

かのスティーブ・ジョブズは頻繁に散歩をしていたと言います。
フェイスブックの創始者マーク・ザッカーバーグはフェイスブックの新しい本社の屋上を歩き回っていたそうです。
最近では、従業員の創造性を高めるため、あえて雑談の時間を設ける企業も出てきました。
「創造性を育む時間」を捻出するのは難しそうに見えて誰にでも可能といえます。
コロナ禍の今だからこそ創造性を育む時間を大切にしてみてはいかがでしょうか?

2021年06月01日

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