「消費期限」と「賞味期限」
「消費期限」は、生鮮食品や日持ちしないお弁当、お惣菜などが対象で、その日までに消費する必要のある「食べても安全な期間」となります。一方、「賞味期限」は、日持ちする加工食品など「おいしく食べられる期間」で、期限を過ぎても食べられます。
まだ食べられるのに、賞味期限など、さまざまな理由で廃棄せざるを得ない食品を「食品ロス」と言います。日本の食品ロス量は、632万トン(2013年度、農林水産省調べ)で、世界の食料援助量(320万トン)の2倍に当たり、3分の1ルールの影響が大きいと見ています。そして、その無駄になった分のコストや廃棄コストは、販売価格に転嫁されているわけですから、消費者にとっても大きな問題なのです
2017年02月01日