「税務調査官・窓際太郎の事件簿」
皆さんは、テレビドラマの「税務調査官・窓際太郎の事件簿」をご存知でしょうか?TBS系の2時間ドラマ「月曜名作劇場」で1988年から放送されているテレビドラマシリーズです(参考「Wikipedia」)。主役は小林稔侍さんです。
人気ドラマシリーズとなっており、結構面白いので私も時間が会えば見ています。国税局や税務署が舞台となっているドラマなのですが、やはりドラマですので、実態とはかけ離れています。毎回、ドラマのクライマックスでは、査察官として小林稔侍さん扮する窓辺太郎が、悪者である脱税犯を殴ったり、投げ飛ばしたりします(窓辺太郎は柔道の有段者であったという設定の様です)。ドラマの設定上、悪い政治家が良く出てきますが、水戸黄門のような流れで、最後に気持ちよく正義が勝ちます。安心のストーリーです。
最近公私混同で話題の舛添要一都知事ですが、彼の消費は税務署の税務調査であれば100%否認でしょう。私的な項目を必要経費にしているような物ですから。「セコい」とかいう問題ではないですよね。納税者のお手本となるべき立場なのですから、しっかりしてもらいたいものです。窓辺太郎が現実にいれば、舛添要一は間違いなく、殴られて投げ飛ばされるんでしょうね。
実際、国税局の査察官は非常に厳しく脱税を追求しますが、相手が悪質な脱税犯であっても殴ったり、投げ飛ばしたりはしません。そんなことすると失職してしまいますから(笑)。