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古市憲寿さんの書籍『楽観論』を読んで

古市憲寿さんの書籍『楽観論』を読んで

先日、テレビでお馴染みの社会学者である古市憲寿さんの書籍『楽観論』(新潮新書)を書店で手に取り前書きを読んで凄く共感し、迷わず購入しました。少し紹介致します。

悲観論は人を賢く見せる。
現状を嘆き、社会を批判し、絶望を語ると、すぐに称賛の声が集まる。
テレビや新聞、SNSを見渡しても、大量の悲観論が溢れている。
「日本はもうダメだ」「世の中は悪くなるばかり」といった具合だ。(中略)

実のところ、悲観論は往々にして根拠が薄弱だ。
「1970年代には大飢饉が起こり数億人が餓死する」「1980年代には核戦争が起こるだろう」「20世紀中には石油は枯渇してしまう」。
かつて流行した未来予測だが、その全てが見事に外れている。(中略)

全く科学的な根拠がなくても、ほんの些細なきっかけで人は自信を持ったり、幸せな気持ちになったりする。
結果として、その気分が仕事を成功に導くこともある。
社会学では「予言の自己成就」と言うが、たとえ間違った「予言」であっても、その内容によって人間の行動や意識が影響を受け、ついにはそれが現実となってしまうことがあるのだ。
その意味で、このような危機の時代に、楽観的でいることの大切さは、ますます高まっている様に思う。(中略)

統計的にも言えるが、人生は総じて「ローリスク・ハイリターン」である。
人はなかなか死なないし、国家は滅多に崩壊しないし、人類滅亡もまだまだ先だろう。
何とかならないことは、ほとんどない。
少なくとも、そう思って行動していたほうが、人生はずっと楽になる。(『楽観論』古市憲寿著「はじめに」より引用)

先が見えない状況が続きます。
投げやりな「楽観論」はお勧めしませんが、何事も「プラス発想」でいる事は、間違いではないと再認識させられました。
私は、「プラス発想」、「勉強好き」、「素直」、「感謝」を座右の銘としています。
しかし、最近、若干弱気な悲観論に傾いている自分がいました。
こんな時代だからこそポジティブシンキングで行こうと思います。

ちなみに、古市氏の『楽観論』、全部読み終わってませんが面白いです。
おすすめです。

2021年10月01日

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