経済の話
本年も所得税確定申告の時期がやって参りました。
毎年の事ながら、期限に追われるこの時期は、体調が万全という訳には行きません。
感染対策を講じながら乗り切って行きたいと思います。
所得税確定申告については、昨年と同様申告期限が4月15日に延長になりました。
弊社は、やむを得ない事情がある場合を除き、通常の期限である3月15日に業務完了するスケジュールで対応致します。
お客様におかれましても、何かとお忙しい時期とは思いますが、出来る限り早めに資料等ご準備頂ければと思います。
今回は、「経済」について、少しお話したいと思います。
日本経済は長らく停滞しており、デフレ状態が長期に続く経済としては不健全な状態でした。
しかし、デフレ状態は、生活面ではコストが上がらず、暮らしやすい状態であったと言えるかもしれません。
参考の図表を見て頂くと金利・インフレ率共に日本は長らく最低水準です。
対してアメリカのデータを見て頂くと、直近は金利は低い数値になっていますが、物価指数は基本的に毎年数パーセントのインフレとなっております。
この度の財政出動により、世の中のお金の量が増えております。
また、株式市場等も堅調で、さらにお金の量を増やしております。
普通に考えればインフレに向かう流れになるのですが…。
最近、私の周りで株式で儲かった話を良く聞きます。
それも大きな金額です。
少し異常事態かもしれません。
これを書いている2月9日時点で日経平均3万円近くになっております。
株の世界には色んな格言があります。
「もうはまだ、まだはもう」、一体どっちやねんと突っ込みたくなりますが、要は相場の行く末は解らないという事でしょう。
いずれにせよ、今後訪れるであろうインフレに対して、いかに対処すべきか、「資産運用」について知識を増やしておく必要があるように思います。