令和3年税制改正大綱
原稿の締め切りの関係で少し遅れて報告となりますが、弊社のスタッフから税理士試験合格者が出ました。
建設部所属の森剛志（31歳）です。
税理士登録の完了は来月の予定です。
一昨年の三河税理士（30歳）に引き続き2年連続です。
両名とも通常勤務をこなしながらの合格で、頭が下がる思いです。
本当におめでとうございます。
両名とも30歳前半と若く、将来のマスエージェントグループを牽引する人財になる事を期待しております。
森の税理士登録後、マスエージェントグループの税理士は8名となります。
それぞれ得意分野が違います。
人数が増える分、より細やかな対応が可能となると思っております。
さらなる業務品質とサービスの向上に努めて参ります。
引き続きよろしくお願いいたします。
「令和3年度税制改正大綱」
令和2年12月10日に政府与党より「令和3年度税制改正大綱」が発表されました。
今回の大綱は、
1.ウィズコロナ・ポストコロナの経済再生
2.デジタル社会の実現
3.グリーン社会の実現
4.中小企業の支援、地方創生
の4つを強調しております。
しかし、現環境下で急激な変化は難しいと考えたか、今一つ突っ込んだ内容とは言えない印象です。
基本的には、現在の中小企業に関する税制は、延長・拡充の方針です。
目立って増税となる項目はございませんでした。
後継者不足解消のためのＭ＆Ａを後押しする税制等が整備されている事が目新しい所でしょうか。
例年の税制改正大綱は時の政権が目指さんとしている方向性を示しているのですが、急な安部前首相の退任等とコロナウィルスの影響もあり、菅首相の独自色は見えていない状態です。
令和2年・3年と新型コロナウィルス関係の財政支出がかさんでおり、かつ、ダメージを払拭するためには時間を要する事が予想されます。
社会経済・税制がポストコロナになるのは令和5年以降でしょう。
それまでの間、厳しい環境が続きますが、しっかりと利益を捻出する経営が求められます。
税制や助成金等、様々な面から、お客様の黒字化をサポート出来ればと思っております。
