デジタル快刀乱麻 第10回「続ChatGPTのススメ」
ChatGPTが公開されてから半年が経過しました。
横須賀市役所は自治体初となる全庁的な活用実証を開始したことが話題になりました。
ちなみに、こちらの発表の元になった横須賀市役所の報道発表資料のWebページの文章も「ChatGPTで下案を作成し、職員が校正を行いました。」と記載されています。
三重県伊賀市では、全国の自治体として初となる、市民向けの行政サービスとしてのChatGPTの実証実験の発表が行われました。
また、神戸市では、利用ルールを条例化するなど、本格利用に向けた積極的な動きが見られます。
企業でも活用に向け、新たな制度を導入したり、利用ルールの作成をしたりと積極的な動きが出ています。
ゲーム開発会社コロプラではChatGPTを使って業務改善を実現した社員に1件当たり5万円が支給される「ChatGPT活用表彰制度」を新設。
毎月開催とし最大3件に支払われます。
ガイドラインも策定し、全社員を対象に有料版の利用料補助も行うそうです。
家計簿サービスを提供しているZaimでは福利厚生として有料版の利用料金を全額会社負担にすると発表しました。
MIXIでは、全社員を対象に4月から3カ月間有料版の月額使用料の補助を始めています。
サービス展開もめまぐるしいスピードで次々と誕生しています。
記事作成代行サービス、翻訳サービス、投稿文章の炎上判定サービスをはじめ、金融アドバイスサービスや電話を利用した自動応答サービス、全国の中小企業の補助金を活用した事業成長を支援するためのオンライン相談窓口等々あらゆる方面で活用に向けた検討・開発が促進されています。
ChatGPTの機能や利用方法について理解し、業務改善に役立ててみましょう。
動画の方で参考例を挙げていますので、参考にしてみてください。
株式会社 マスエージェント システム企画課 宮脇 誠
※本記事に関する内容・業務改善依頼等ありましたら、お気軽にご相談ください。