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最近の保険商品

最近の保険商品

最近の生命保険に関わる大きな変更点では、保険会社の保険料計算の指標とされる金融庁の標準利率の引き下げがありました。その為、貯蓄性の高い商品の保険料、解約時の返戻率に大きく影響をうけております。保険料は高くなり、結果として解約時の返戻率は低くなりました。

しかし、今後平均寿命の延びからみてもわかるように、死亡の確率については低くなっておりこちらの変更では保険料は下げの見込みです。
社会情勢や、色々な変更のあった後には、保険会社各社の商品の変更が行われることが多く注目したいところです。

法人向け商品で近頃使いやすい商品が多数出ております。
介護や、特定疾病(がん・心筋梗塞・脳卒中)、生活障害を担保する解約返戻率の高い全額損金になる保険等です。各社凌ぎを削っている分野でしょう。

この四月にも、日本生命より全額保険料を経費と出来る商品が販売されました。特徴としては、所定の期間死亡に対する保障を傷害によるものと限定することで、現在入院しておらず、五年以内に心筋梗塞、肝硬変、がん等の大きな病気をしていなければ加入できるようになっております。従って、健康状態が理由で保険加入が出来なかった方でも加入できる可能性が高くなっております。
また、五十歳から六十三歳の比較的今まで解約返戻金の低い年齢層が返戻率も高く、損金を作りつつ退職金を準備したい等の要望に合いそうです。

                                  伊勢 文郎

2017年06月01日

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