契約者貸付制度について
生命保険には、急な出費が必要となったとき、お金を借りる事ができる「契約者貸付制度」があります。
この制度は、加入している生命保険を解約した場合に戻ってくる「解約返戻金」の8割程度を上限に借入できるもので、保険を解約せずにお金を準備できるメリットがあります。
通常の金融商品では借入時に審査があり、希望の額が借りられなかったり、入金に時間がかかるケースもありますが、生命保険の契約者貸付制度なら審査もなく、入金もスムーズです。
また、金利も比較的低く、保険会社や保険種類により異なりますが概ね2~6%程度です。
制度利用の注意点としては、保険金が支払われるケースや満期を迎えた場合、例えば、本来なら1000万円を受け取れるはずが100万円を貸付中のため、利息も含め相殺され、895万円の受け取りとなります。
コロナウイルスの影響による資金繰り対応のひとつとして、この契約者貸付制度をご活用いただければと思います。
(株)フィナンシャル・エージェンシー 徳島営業所
橋本 勇一