日本M&Aセンター国際会議(前編)
毎年恒例の「株式会社日本M&Aセンター国際会議」に招待され、参加してきました。今年は「ドバイ」でした。
ドバイは、アラブ首長国連邦(UAE)を構成する首長国のひとつです。人口は約250万人でUAE第二の中心都市となっております。因みに、第一の都市はアブダビです。
世襲式の絶対君主制と採っており、ムハンマド・ビーン・ラーシド・アール・マクトゥーム国王が治めており、憲法もなく、政党もありません。
イスラム教が国教であるUAEですが、観光客が多く、外国人が多く住むドバイでは、比較的宗教的制約が薄いと言われています。しかし、飲酒に関しては、ホテル以外では飲むことが出来ず、町のレストラン・コンビニ・スーパー等では販売すらしていません。ホテルのビールは非常に高く(1杯1,500円程)、ビールが好きな方は日本から持ち込む事をお勧めします。私も関西空港で購入し持ち込みました。
ギャンブルも禁止で、有名なドバイワールドカップやラクダレース等が開催されていますが、馬券の販売はされていません。また、交際に関しても厳しい戒律があり、スナックやクラブと言った飲み屋さんもありません。文化の違いを凄く感じました。
ドバイには、世界一高いビルである「ブルジュ・ハリファ」、世界一大きなショッピングモールである「ドバイ・モール」、世界一の高層ホテル等、世界唯一の七つ星ホテル等、世界一が沢山あります。これは、現在繁栄の源泉である油田からの収入が将来的に見込めなくなる事から、国王が、観光立国を目指し「世界一」の物を沢山作るという政策を取ったからと教わりました。この戦略が将来どう影響するかは想像つきませんが、目を見張るような街並みが形成されています。ビルを眺めているだけでも楽しく、未来都市に居るような気持にさせてくれます。圧巻の風景は見る価値ありだと思います。
現地では、ドバイ等の海外への投資の勉強もさせて頂きました。少し長くなるので続きは来月にしたいと思います。因みに、写真の沢山のレクサスはタクシーです。