社員の声 Interview
由井 恭平
2017年8月1日 入社
会計部 経営戦略課
01.入社の決め手と現在の評価
入社当時と比べて、現在の会社の印象はどのように変化しましたか?(特に、仕事とプライベートのバランスの面でどうですか?)
入社はH29年。入社当時と所属部署が違いますが、会社全体として、残業は毎年少しづつ減少傾向にあるように思います。AI技術、RPAツール、個々に割り振られる業務量を調整して、残業削減に取り組んでいます。ただその分プライベートの時間での自己研鑽の重要性はより増していると思います。AI技術、RPAツールは進化していますが、それを活用できる柔軟性やスキルの重要性は増してきています。
02.仕事内容とやりがい
現在の業務で、特に若手社員の成長につながると感じる点は何ですか?
決算報告等でお客様と話をする経験をたくさん持つことが大切だと思います。基礎的な簿記、税務知識は実際の業務、勉強を通して身についていきます。そこで得た知識を基礎として、クライアントからの相談事に対応していくことでさらに深い知識の習得に繋がります。
仕事で達成感を感じた経験を教えてください。それは新卒社員にどのように共有していますか?
現在の部署に転属して間もない頃、担当した顧客に投資商品を提案し、初めて購入していただけたときです。自分が提案した投資商品を購入していただけるということは、それだけ自分に対し信頼感を持って頂けたのかなと感じました。マスエージェントは個々人の目標設定はありますが、ノルマ等もありません。しかし、通常業務にプラスして自社商品を販売できた時はインセンティブとして賞与に反映されます。チームで獲得、完了した新規業務へのインセンティブについては業務貢献度等を加味し配分されることとなってますので、不公平感の無いインセンティブ配分への取り組みも進められています。

03.新卒社員の育成
新卒社員の成長に向けて、会社としてどのようなサポートを行っていますか?(キャリアアップにつながる支援はどのようなものがありますか?)
入社から3カ月を目安として、基礎的な知識の習得を目的として「TKC巡回監査士補」という資格学習を行ってもらっています。また同時期にクライアントへの報告をテーマにロールプレイング試験があり、クライアントへ経営成績を報告する場を疑似的に体験してもらいます。財務諸表を元にした数字の報告というこれまであまり経験してこなかったであろう内容ですので、定期的に一緒に練習し、試験に迎えるようサポートしています。基礎研修修了後しばらくは新卒社員と上司とでペア行動し、新卒社員をサポートします。いきなり一人で客先へ行くなどは無いので安心してください。
新卒社員の趣味や私生活を尊重しながら、仕事への意欲を高める工夫はありますか?
繁忙期のスケジュール管理をこまめに行い、残業過多にならないよう配慮しています。新入社員等の業務進捗に遅れが出そうな場合は、業務の一部を他社員やパート社員等へ配分し調整を行っています。また定期的な面談で個々の目標や課題を確認しています。
04.自身の気づきと学び
新卒社員の前向きな姿勢や挑戦心から、刺激を受けた経験があれば教えてください。
最近の出来事ですが、GHT(Great 報告
トーナメント)という、クライアントへの月次報告、決算報告をだれが一番上手にできるのかを競う社内コンペがあり、私と同部署の若手社員が一番に立候補しておりましたした。本番でも落ち着いた雰囲気で非常にわかりやすい内容で報告を行っておりました。
通常業務においても積極性を大切にする社風なので、「やります」「やれます」とアピールすると新たな仕事を任せてもらえるようになると思います。入社後自分が伸ばしたい分野を見つけたらドンドンアピールしてください。

05.新卒社員への期待
新卒社員に特に身につけてほしいスキルや姿勢は何ですか?
日商簿記3級程の知識があれば入社以降業務への取り掛かりが非常にスムーズになります。お金の流れは企業のすべての活動に関わるため、会計事務所への就職を考えていなくとも学生の間にぜひ勉強していただきたい項目です。人生を豊かにする知識の一つだと思います。
新卒社員の成長を実感した具体的なエピソードを教えてください。
以前、クライアントへの報告用資料作成を新卒社員に依頼したことがあります。これまで私が作成、利用していた資料を参考として渡したのですが、毎年同じ様式で固まってしまっていました。そこの新卒社員が新たな要素として付け加えたデータが報告時「とてもわかりやすい」とクライアントから好評を得ることになりました。新しい視点でクライアントが欲しい情報は何かを考えて作成してくれたお陰だと感じています。
06.就活生へのメッセージ
当社や業界の魅力について、特に地元就職を考えている学生に向けてどのようなメッセージを伝えたいですか?
入社当時は、専門的な仕事を通じて時代に淘汰されないスキルを身につけたいという思いで税理士事務所へ入社しました。AI技術の進歩によりパターン化された経理業務はAIに置き換えられていくという意見もあります。しかしクライアントの話を聞き、想いを踏まえた上での提案ができるようになれば、他にはない大きな強みになります。
ワークライフバランスやキャリアアップを重視する就活生に、当社のどんな点をアピールしたいですか?
マスエージェントでは税理士としてのキャリアだけでなく、社会保険労務士、行政書士、M&Aアドバイザー等、様々なキャリアアップが可能で、。中小企業診断士取得を目指している社員もおりますし、宅建取得者も数多く居ります。私は毎月一度は有給取得して勉強日に充てていますが、社員間でバーベキュー、ツーリングや登山、旅行等出かけている方もたくさんおられます。
1日のスケジュール
閑散期
- 7:00
- 税理士試験に向け勉強
- 9:00
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出社
メールチェック、予定確認、部下やパート社員の業務調整 - 10:00
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企業会計業務
クライアントの月次会計処理、報告資料等の作成 - 11:30
- 部下に依頼していた業務のチェック
- 12:00
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昼休憩
公園等散歩しながら税法の暗記 - 13:00
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資産税業務(相続や遺言、資産運用)
近年、企業会計以外に資産税業務も増加 - 15:00
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新人指導
部下からの報告、連絡、相談があれば随時対応 - 16:00
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クライアント訪問、月次報告
部下とともにクライアント先へ訪問、月次報告 - 18:00
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業務終了
翌日の準備と調整、雑務等の整理 - 19:00
- 会社の自習室にて1時間程勉強して帰宅
繁忙期
- 7:00
- 税理士試験に向け勉強
- 9:00
-
出社
メールチェック、予定確認、部下やパート社員の業務調整 - 9:30
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年末調整業務
年に一回の業務ですが、クライアントの従業員給与に係ることなので慎重な処理が必要 - 10:30
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新人指導
業務上で不明点が出た場合、自分で10分間調べても解決しなかったらすぐに相談しに来るように伝えてます。自分で調べることで知識の定着率は上がるかもしれませんが、特にこの時期は時間も大事です。 - 12:00
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昼休憩
30分休憩、30分税法学習。忙しい時期なのでも隙間時間で勉強できるように心掛けてます。 - 13:00
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法人決算業務
決算はクライアントの一年の締作業。
今後の経営方針等も含めて先方に提案できるよう資料の作成。 - 18:00
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管理業務
部下の年末調整や通常業務進捗確認、業務調整 - 19:00
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年末調整業務
クライアントから資料預かれれば、順次処理 - 21:00
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帰宅
年末年始は通常業務に加えて、年末調整(スポット業務)加わるので進捗、スケジュール管理が大切です。